乾燥ネギの作り方とコツ・ネギの栄養・豆知識|ドライフードメーカーレシピ

ちょっとネギが欲しいけど…ない…

という時ありませんか?

買い忘れたり、冷蔵庫の中で傷んでしまったり。

海外にお住いの方はネギがよく品切れしていたり、近くのスーパーに売っていない!という事もあると思います。

そんな時にとっても便利なのが、乾燥ネギ!!

長期保存もでき、少し加えたい時もそのままパラパラと使えてとっても便利です!

我が家では乾燥ネギは常備品です。

乾燥ネギの作り方

コツ・ポイントまとめ

切り方: 好きな切り方。
食材の乾燥前処理: 特になし。
設定温度: 50~60℃
目安の乾燥時間: 約5〜10時間

(きざみネギなら4時間ほどで乾きます。)

乾燥完了のチェック: 乾燥して軽くなりパサパサ・パラパラになる。

乾燥ネギの作り方・手順

①.洗って好きな切り方できる

私はいつも根元の部分と緑の部分は切り方を変えています。

②.トレイの上に散らばらせ乾燥させます。

重ならないようにまばらに広げるのがポイントです。

乾燥時間目安:5〜10時間(切り方によります。)

〜乾燥後〜

↑ この緑の部分は約5時間で乾燥が完了します。

*季節にもよります。湿度が高い時は約6時間かかります。

↑ 私はこの2パターンのものを乾燥させ常備しています。

茎の部分はお味噌汁に。青い部分はうどん用です。アメリカの自宅近くのスーパーではネギがよく品切れになっているので、乾燥ネギはそんな時にとっても便利です!

乾燥ネギの保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存します。

真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっている瓶に詰めて保存しておくと取り出しやすく便利です。また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*ラベルを貼りましょう
いつ製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手には注意してください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うのはふつうですが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.乾燥ネギの利用法

  • うどんに入れる
  • 味噌汁・スープに入れる
  • 薬味に使う
  • サラダに入れる
  • ドレッシングやマリネソースに入れる

乾燥ねぎの戻し方

ネギは水で戻さずそのまま使っても問題ないですが、戻したい場合は少し水につけるとすぐに戻ります。

おいしい乾燥ネギを作るコツ・注意点

・ネギは少し重なり合っていてもしっかりと乾燥しますので、几帳面にきれいに広げなくても大丈夫です。

・茎の部分は長めの乾燥時間が必要になります。また、太さや切り方によっても乾燥時間の長さが変わりますので、注意をして乾燥状態をチェックしてください。

・ドライフードメーカーを使ってネギを乾燥させる場合、割と強い香りがします。換気の良い場所で乾燥させることをおすすめします。(フルーツなど他の食材と一緒に乾燥させるとネギの香りが移るおそれがあるのでオススメできません。)

4.ねぎの栄養・豆知識

ねぎに含まれる栄養成分

ネギにはβ-カロテン、ビタミンCなどのビタミン類や、カリウム、カルシウムのようなミネラルをバランス良く含んでいます。

ネギの茎の白い部分にはネギオールという成分が含まれているとされ、この成分は抗菌作用があることが知られています。

また、血行を改善して体を温める作用やビタミンB1の吸収を高める作用があることで知られる硫化アリルも含まれています。

5.まとめ

ネギは、薬味としてちょっと加えたいなと思う時が多々あります。

一年中食べれる野菜ですが、気候によって価格が急騰することも多々ありますよね。

お手頃価格で新鮮なネギを沢山手に入れられた時や、自家栽培での収穫時に乾燥させ保存しておくととても便利ですよ。

ぜひ常備品としてご活用下さい。