乾燥ケールの作り方 朝食・ダイエットスムージーに便利!おすすめケール保存法

ケールにはビタミン類やミネラル類が豊富に含まれていて、他の野菜と比べてもはるかに優れた栄養価を持つことから、アメリカでは「スーパーフード」として人気があるお野菜です。

また、青汁の原料としてもよく知られています。

ケールの可食部には

ビタミンCはキャベツの約2倍

カルシウムは約5倍

β-カロテンは約59倍も含まれているそうです。

そんな栄養価に優れたお野菜ですが、傷みやすいのが難点。適切に冷蔵保存していても、鮮度が長く持ちません。

ここでは、おすすめの保存法である乾燥ケールの作り方と保存法、活用の仕方をご紹介したいと思います。

使い切れない分は新鮮なうちに乾燥してしまいましょう!

1.作り方とコツ

コツ・ポイントまとめ

切り方: 茎の部分を取り除き葉っぱを5〜7センチ角切る。

(適当な大きさで構いません)

食材の乾燥前処理: さっと茹で(10秒程)、氷水につける。

そのまま乾燥も可。

設定温度: 50~60℃

*ローフード志向の方は48℃以下で乾燥させてください。

目安の乾燥時間: 約4〜5時間
乾燥完了のチェック: 軽くなって、パリパリになる。(乾燥わかめのような感じになります。)

手順

①.茎の部分を取り除き、葉の部分を約7センチ角(適当でOK)に切ります。

②.火にかけた沸騰したお湯に入れ、さっと火を通します。(15秒以内)

③.素早く氷水につけ熱をとります。

*ケールは生のままでもケールが作れます。パリパリのチップスにしたいときは②・③の過程を行ってください。もしパリパリ感を特に気にしないようでしたら②・③の過程を抜かしてそのまま生のまま乾燥しても大丈夫です。

④.葉を広ながらトレイに並べます。

⑤.50~60℃で約4〜5時間乾燥させます。

*ローフード志向の方は48℃以下で乾燥させてください。

〜干しわかめのようにパリパリになったら出来上がりです。〜

このケールはスムージーに入れたり、ミキサーでパウダー状にして使うこともできます。

【おいしい乾燥ケールチップスを作るコツ・注意点 】

*茹で過ぎに注意してください。茹で時間は15秒以内です。

*ケールのような葉を食べるお野菜は特に、安心して食べれるオーガニック野菜をオススメします。

2.保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

ドライケールはもろくすぐに崩れてしまいます。ですので真空パックでの保存は向きません。

ジップロックや瓶に詰めて保存します。二重に袋に入れるとより良い状態で保管ができます。

*ラベルを貼りましょう

製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手にはご注意ください

清潔に保つために食材を触る前に手を洗うとは思いますが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.使い方

  • スムージーの材料として
  • スープの具材として
  • キッシュ・グラタンの具材として
  • スムージーの材料に

乾燥ケールは水につけて元に戻せますが、新鮮なケールのようなシャキシャキ感は残念ながら戻りません。

ですのでスープやキッシュの具材として使ったりと火を通す料理にお使うことがおすすめです。

また、朝食のスムージーに足すというのもおすすめです。

スムージーに使う場合

スムージーに乾燥ケールを使う場合は、乾燥後パウダーして保存しておくことをおすすめします。忙しい朝に手早く使え、傷みやすい葉野菜を簡単に常備保存できます。

そして数種類のお野菜を組み合わせ、オリジナルの自作グリーンスムージー粉末も簡単に作れます。スムージー用グリーンパウダーは市販の物は高かったり添加物が加えられてある場合もありますが、自宅に余ったお野菜で作ると経済的で無添加の物が作れます。

4.まとめ

栄養満点でスーパーフードとも呼ばれる緑黄色野菜ケール。

傷みやすく生のまま冷蔵庫に常備するのは難しいですが、乾燥させておけば常備可能。

スープやキッシュの具材として使ったり、パウダーにしてサラダに振りかけたりグリーンスムージーにして楽しめます。

とっても便利です。ぜひ作ってみてください。