自宅で作る無添加の自作グリーンスムージーパウダーレシピ 話題のケール粉末入り

スムージーはたっぷりと野菜・果物を入れて作ると日頃の食生活で不足しがちな栄養分、ビタミンやミネラルなどを効率的に摂取し補うことができるとして近年人気のです。

朝食代わりにスムージーを飲んでる方多いのではないでしょうか?

私も朝食の代わりや野菜が足りてないなと思った時にすすんで飲んでいます。

しかし新鮮なお野菜・果物を毎日数種類ストックしておくのは至難の技です。

特に葉っぱ野菜は痛みが早く、すぐに傷んでしまいます。

そんな時に便利なのがグリーンスムージー粉末。(数種類のお野菜成分がパウダー状にされたもの。)

もちろん健康食品店やオーガニックショップなど市販でも売っていて簡単に手に入る物なのですが、やはり品質が良い物や信頼出来るブランドの物を選ぶとかなり割高。そして添加物が入っている事もあるんです。

そうなれば、家に残っているお野菜でグリーンパウダーを使ってしまおう!

ということでこの自家製グリーンスムージー粉末レシピが生まれました。

1.自作グリーンスムージー粉末の利点

市販で販売されているグリーンパウダーはもちろん高品質な物も多く、摂取しやすいようにマンゴー味や抹茶味など味が付けられている物も多いです。その点、自家製のグリーンパウダーは味は食材そのままです。飲みにくいと思う方もいるかもしれませんが、そんな時はバナナや蜂蜜などを一緒にスムージーに加えることで味はごまかす必要があります。

自家製のグリーンパウダーの利点としては、

無添加でパウダー何が入っているかはっきりとわかる

自分で作るので添加物を一切加えない無添加の物が作れます。また何を入れたかがはっきりわかるため、安心して口にすることができます。

市販の物と比べて経済的

市販の物は150〜180gで2000円以上する物も多くかなり立派なお値段です。その点自家製商品は家にある使い切れずに傷んでしまうお野菜などを使って作るため、かなり経済的です。

2.材料となるお野菜

① 緑の葉野菜

  • ケール

ケールには現代の食生活で不足しやすい食物繊維、ビタミンやミネラルが豊富に含まれ健康に良い野菜として注目されています。私は自家製グリーンスムージー粉末を作る際は必ず入れます。

“青汁の材料として知られているケール。実はキャベツやブロッコリーの原種で、地中海周辺地域で生まれたといわれています。可食部100gあたりのビタミンCはキャベツの約2倍、カルシウムは約5倍、β-カロテンは約59倍も含まれる緑黄色野菜です。”

出典:http://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/kale/

β-カロテンがキャベツの約59倍含まれているなんてすごいですね。

また、ケールの良いとこはオーガニックケールもリーズナブルな価格で手に入れることができることです。我が家では皮をむかずに食べる野菜や葉野菜は特にオーガニックにこだわっています。一般的にオーガニック食品は割高ですが、ケールは他のオーガニック野菜に比べてとてもリーズナブルで購入しやすい価格です。近所のスーパー(アメリカ)では2束3ドルくらいで売っている時もあります。

  • ほうれん草

ほうれん草は私たちの身近なお野菜で、最も手に入れやすいお野菜の1つです。特に冬のほうれん草は柔らかくて美味しいです。このほうれん草にも栄養がたくさん含まれていてビタミンAや葉酸、マグネシウムやルテインなどのカロテノイド類を豊富に含みます。

② ハーブ

パセリやコリアンダー(パクチー)

パセリやコリアンダーなどのハーブはよく西洋料理の香り付けに使われたりします。実はこれらのハーブには驚くほど豊富なビタミン・ミネラル類が含まれています。

パセリ100gあたりには栄養摂取目標量(アメリカ)の約48%の鉄分、約160%のビタミンC、約38%の葉酸が含まれているとされています。

(情報ウィキペディア・パセリより)

お料理に少し使って残ったパセリなどのハーブは傷んでしまうともったいないので、一緒にグリーンパウダー加えてしまいましょう。

3.必要な機械

自宅でグリーンパウダーを作る時に必要、あると便利な機械・器具をご紹介します。

① 食品乾燥機(ドライフードメーカー)

グリーンスムージー粉末を作る際、野菜をまず乾燥させる必要があります。お外で干して乾燥させる事ももちろんできますが、その場合は天気を気にしたりする必要があります。家庭用の食品乾燥機があればとても簡単に自然乾燥よりもはるかに短い時間で乾燥食材を作る事ができます。

② ミキサー

野菜を乾燥した後、より細かな粉末にするのにミキサーが必要になります。粉末の細かさをあまり気にしないようなら手でもこなにできます。

4.グリーンスムージー粉末の作り方

① 材料の野菜を乾燥させる

葉野菜をパリパリになるまでしっかりと乾燥させます。しっかりと乾燥させないと長期保存ができませんので注意しましょう。

乾燥野菜・ハーブの作り方は下記の関連記事を御覧ください。

 ↓

② 乾燥野菜を粉末状にする

野菜・ハーブをしっかりと乾燥させた後、粉末状にします。葉野菜やハーブは乾燥後は脆くなりますので手でも粉末にできますが、より細かな粉末にしたい場合はミキサー(ブレンダー)を使いましょう。

【野菜パウダーの作り方】

しっかりと乾燥させた野菜・ハーブをブレンダーに入れ、スイッチオン!

粉状にするとこんなに嵩が減ります。

保存スペースの削減にもなりかなり便利です。

5.保管方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

また、フードドライヤーで乾燥させた場合乾燥直後の乾燥食材には熱が残っています。そのまま保管容器に入れてしまうと食品が湿気を持ってしまう原因になり、カビが発生してしまうこともあります。乾燥後は少し室温に置き熱を逃がしましょう。

*ラベルを貼りましょう
製造した日付や内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手にはご注意ください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うと思いますが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

6.使い方

  • スムージーに加える
  • サラダに振りかける
  • スープに
  • ヘルシーな焼き菓子などに加える

乾燥させパウダーにすることでかなり嵩が減っています。

私はいつもスプーン1〜2杯の量をスムージーに加えたり、サラダに振りかけたりして摂取しています。

7.まとめ

常備し便利に使えるグリーンスムージー粉末。

市販のものは少し高価で継続して購入するのが難しいこともありますが、自作するとリーズナブル。驚くほど簡単に作れます。

また、何を入れたかも自分で把握でき、無添加なので安心して口にできます。

ぜひ作ってみてください。室温保存可能で常備できとても便利です。

傷みやすい葉野菜やハーブも常備・長期保存できます。