便利に使える乾燥ニンニクの作り方と使いかた インフューズドオイルや蜂蜜漬けにも

いろんなお料理に大活躍するニンニク。

あ!ニンニク買い忘れた!

という時はありませんか?

私はよくあります。ニンニクを使う料理をニンニク無しで作るとやはり何か物足りない味になります。

ニンニクはたくさん買って常備しておきたい!というのが私の希望なのですが、すぐに芽が出てしまったり、鮮度が落ちてしまったり。湿気の多い季節にはカビが生えてしまったこともありました。

料理の必需品の1つである食材ニンニクですが、乾燥させておけば長期保存できて便利に使えます。

オリーブオイルに漬けてインフューズドオイルを作ったり、蜂蜜漬けにして楽しむことも!

芽がでる前に乾燥させてしまいましょう。

ここでは、ニンニクの乾燥の仕方、コツ、活用法などをご紹介します。

1.ドライにんにくの作り方

コツ・ポイントまとめ

切り方: お好みで。(スライスなど)

一片丸ごとも可。

乾燥前処理: そのままでOK。

*ローストガーリックにしてから乾燥させると風味アップ

温度設定: 50〜60℃
目安乾燥時間: おおよそ8〜10時間(大きさによります)
乾燥完了のチェック: 乾燥してガーリックスライスはパキッと手で半分に割れるくらい。

乾燥の手順(温度・時間)

① 好きなように切る、又はローストします。

② 食品乾燥機のトレイの上に並べて乾燥させます。

  • 乾燥温度:50~60℃
  • 乾燥時間の目安:約8〜10時間

スライスがパキッと簡単に半分に割れるくらいまでしっかりと乾燥させます。

*乾燥ニンニクのみじん切りやパウダーを作りたい場合はニンニクスライスを乾燥させ、乾燥後に小さく砕く方が良い香り・風味が残ります。

*乾燥ローストガーリックもおすすめです。ローストガーリックがお好きな方は試してみてください。

乾燥ローストガーリックの作り方

① ニンニクの片の頭部が少し出る様にニンニクの上部を切り落とします。

② 200℃に予熱したオーブンで約30分加熱する。

③ ローストガーリックを冷ます。

④ 皮をむき1片ずつ取り出す。

⑤ ドライフードメーカーのトレイの上に置き、スプーンで少し圧をかけ潰す。

⑥ 食品乾燥機で8〜10時間(50~60℃)乾燥させる。

2.保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっているジャーや瓶に詰めて保存しましょう。また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*ラベルを貼りましょう
製造した日付や内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手にはご注意ください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うとは思いますが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.使い方

利用方法

  • 炒め物に
  • オーブン料理に
  • 餃子に
  • サラダに
  • インフューズドオイルに
  • 蜂蜜漬けに
  • 自家製ガーリックパウダーに

4.まとめ

料理の必需品の1つでもあるガーリック。ぜひ常備しておきたい食材の1つです。

スライスやローストガーリックなどを乾燥させ、常備しておけば必要な時にサッと使えて便利です。

毎回皮をむく面倒も必要もなく、うっかり買い忘れても心配ありません。

また、自家製のガーリックパウダーも簡単に作ることができます。

ぜひ作ってみてください。