ドライフードが人気のアメリカで
健康に良いとされて注目を浴びている
ドライフルーツ10選
ドライフルーツは、ミネラル、ビタミン、繊維質など毎日必要とされる必須の栄養成分の供給源となり健康に良いとして、アメリカではとても人気があります。また、新鮮な果物と比べ長期保存が可能で、室温でもOK、持ち運びも簡単なので、ピクニックやハイキングなどにも持っていくことが多いです。ナッツと同様、間食・スナックとしても人気です。
アメリカのスーパーやオーガニックショップに行くと、多くの種類のドライフルーツが販売されています。
ここでは、それら豊富なドライフルーツの種類の中でも特に健康効果が高いとされ注目を集めている人気のドライフルーツを10つご紹介します。
ドライフルーツ大国!
アメリカで人気の高いドライフルーツ
1.桃・ピーチ
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約190
日本ではあまり見かけないドライフルーツの桃ですが、栄養価が高いとして注目を浴びています。
ビタミンAや鉄分が多く含まれ、1食分の乾燥ピーチに含まれているビタミンAは1日推奨摂取量の約34%、鉄分は1日推奨摂取量の約18%だといわれています。また、ナイアシン、カリウム、銅などの成分の良い供給源としても知られています。
アメリカに旅行に来た際は、お土産として乾燥ピーチを持ち帰るのも良いですね。
2.りんご
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約104
りんごは他のドライフルーツと比べカロリーが低めの、ヘルシー系のドライフルーツです。
3.アプリコット
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約156
アプリコットは桃と同じく良いビタミンAの供給源になるドライフルーツです。1食分の摂取で、1日摂取推奨量の約47%のビタミンAを摂取できると言われているほどです。また、カリウム、銅、ビタミンEの良い供給源でもあります。
4.プルーン
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約223
ドライプルーンは便秘を解消する効果があるとよく言われています。また、鉄分やたんぱく質も豊富に含み、1食分当たり、1日摂取推奨量の鉄分の約13%と約2.5gのたんぱく質が含まれているとされています。しかし、カロリーが高めのドライフルーツです。食べ過ぎには気を付けましょう。
5.イチジク
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約185
乾燥イチジクには繊維質(1食分の量の中に約7.5g)が豊富に含まれ、便通をよくする効果があるとされています。また、カルシウム、マグネシウム、カリウム、マンガンなどミネラル類を豊富に含み、良い供給源になります。
6.クランベリー
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約185(糖質を加えられた商品)
クランベリーは酸味や渋みが強く、一般的なドライクランベリーには甘みが加えられています。しかし、クランベリーは『スーパーフード』と呼ばれるほど栄養価が高く、多くの健康効果を持つ食材として知られています。優れた抗酸化作用を持つポリフェノール類を多く含み、体内に過剰に生じた活性酸素から体を守り、生活習慣病の予防効果やアンチエイジング効果があることが知られています。また、美容成分のビタミンCやビタミンEも豊富に含み、美肌効果もあるといわれています。
7.ライチ
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約221
ライチは缶詰や冷凍食品として販売されていることが多い果物ですが、ドライフルーツになった場合は栄養成分がギュッと凝縮され、とても栄養価の高い食材になります。1食分の摂取で、1日摂取推奨量の約240%のビタミンCと約3.2gのたんぱく質を得ることができます。また、リボフラビン(ビタミンB2)も多く含んでいます。
リボフラビン
脂肪燃焼効果があり、新陳代謝を促す効果があるビタミンとして知られています。このことからダイエット効果が期待されています。また、粘膜や皮膚を健康に保つ効果もあることが知られ、美肌効果があるともいわれています。
8.デーツ
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約229
乾燥デーツには、リボフラビン、ナイアシン、ビタミンAやビタミンKなどのビタミン類やカルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。貧血を改善する効果や骨の健康を守る効果、便秘を改善する効果などがあるといわれています。
9.洋ナシ
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約236
乾燥洋ナシには、ビタミンKやビタミンC、繊維質、鉄分や銅などのミネラル類が豊富に含まれています。1食分の量の中に約7gの繊維質が含まれているとされています。
10.レーズン
1食分の量(約1/2カップ)
カロリー:約217
レーズンは日本でもよく見かけるドライフルーツです。1食分の量の中には約2gのたんぱく質が含まれているとされています。また、カリウムやマンガンなどのミネラルを豊富に含んでいます。アメリカではよくサラダに入っています。
*1日の推奨摂取量はアメリカの基準です。
*カロリーや栄養価は商品によってかわりますので、目安です。ご理解ください。
ドライフルーツの注意点
カロリーが高め
ドライフルーツは生のフルーツと比べ、重量当たりのカロリーは高くなります。それは、食材を乾燥させると重さが軽くなるからです。例えば、生のプルーン100g中のカロリーは約50kcal程なのに対し、ドライプルーンは100g中、約240kcalあるといわれています。ですので、食べ過ぎには気を付けましょう。
添加物が加えられている場合が多い
市販のドライフルーツには添加物が含まれていることが多いです。
その中で一番気を付けたいのは二酸化硫黄です。
これは食品の変色を防ぐ為に使われる添加物です。体に悪いとされている添加物の1つなので要注意です!
ドライアプリコットが綺麗な橙色のものは、殆どこの添加物が含まれています。
見た目が(色など)が悪くても、できるだけ無添加のものを購入する事をおすすめします。
裏面の内容物の記載はしっかりと確認してくださいね。
ドライフルーツに含まれるビタミンCの量
食材を乾燥する過程で、ビタミンCは失われやすい栄養素です。生の果物とドライフルーツを比べると、ドライフルーツのビタミンCの含有量は少ないです。
まとめ
以上、アメリカで人気のドライフルーツを10つご紹介させていただきました。
ドライフルーツは水分が取り除かれ栄養分がギュッと凝縮されている分、重さあたりのカロリーもグンと高くなります。
美味しいのでついつい食べ過ぎてしまうことも!?
カロリーの摂取しすぎになってしまいますので、食べ過ぎには注意しましょう。
また、市販のドライフルーツには添加物が加えられているものが多いです。
内容物には注意してくださいね。