自宅で簡単!無添加 ドライブルーベリーの作り方と乾燥時間を短くする裏技

ブルーベリーの実を乾燥させると甘みがギュッと凝縮され、驚く程甘く美味しいドライフルーツができあがります。

また、ブルーベリーは目に良い食べ物としてもよく知られている上、優れた抗酸化作用を持つ事から美容や生活習慣病の予防などにも良いとされている、体にも美味しい食べ物です。

しかし、ブルーベリーには旬(5月〜7月頃)があり、その時期でないと手に入れるのが難しくなります。

そんな時に便利なのが、ドライフルーツ!

旬の時期に採れた甘いブルーベリーを乾燥させてドライフルーツにし、年中楽しみましょう!

ここでは乾燥ブルーベリーの作り方とブルーベリーについての豆知識をご紹介します。

1.乾燥ブルーベリーの作り方・コツ

コツ・ポイントまとめ

切り方: 切らずにそのまま。 

*一度火を通して冷凍させると乾燥時間が短縮されます。

食材の乾燥前処理: 洗い水を切って、さらにキッチンペーパーで水気を取る。
設定温度: 50~60℃
目安の乾燥時間: 約12〜15時間
乾燥完了のチェック: 金平糖のようにシワシワっとした感じに縮みます。

①.水で洗い、水気を切ります。

ブルーベリーの表面に水気が残っている場合はキッチンペーパーを使ってさらに水気を取ります。

③.ガバッと食品乾燥機に入れ、50~60℃で約15時間程乾燥させます。

ブルーベリーにはしっかりとした皮がありますので乾燥に時間がかかります。乾燥時間を短縮したい場合は一度さっと茹で、冷凍したものを乾燥させてください。

約15時間後

↑金平糖のようにシワシワになります。

乾燥前処理(茹で・冷凍)をする方法

ブルーベリーのはしっかりとした外皮があるためそのまま乾燥させるとかなり時間がかかります。

乾燥時間を短縮させ簡単にドライブルーベリーを作りたいという場合は乾燥前処理が必要です。

前処理の方法

  1. 沸騰したお湯の中でさっと茹でます。(約30秒間)
  2. お湯から出し、氷水(または冷水)に素早くつけ、熱をとります。
  3. キッチンペーパーなどを使いできるだけ水を切ります。
  4. 冷凍庫に約2時間程入れ冷凍します。
  5. ドライフルーツメーカー(食品乾燥機)に入れ、50~60℃で約12時間乾燥させます。

2.保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっているジャーや瓶に詰めて保存しましょう。また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*フードドライヤーで乾燥させた場合、乾燥直後の乾燥食材には熱が残っています。そのまま保管容器に入れてしまうと食品が湿気を持ってしまう原因になり、カビが発生してしまうこともあります。乾燥後は少し室温に置き熱を逃がしましょう。

 

*ラベルを貼りましょう
製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手にはご注意ください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うと思いますが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.使い方

  • マフィンや焼き菓子に
  • ヨーグルトやシリアルに
  • おやつに
  • サラダのトッピングに
  • スムージーの具材に

4.ブルーベリーの健康利点

ブルーベリーとは

“目に良い栄養素として注目を浴びてきた「アントシアニン」を含む青紫色の果実です。体の老化防止や健康を保つ抗酸化作用が果物の中ではトップクラスです。甘酸っぱい果実の中にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれ、現代人に不足しがちな栄養素を補うのに適した果物です。”

出典:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/blueberry/

ブルーベリーには繊維質やビタミンC、ビタミンE、亜鉛などが豊富に含まれているとされています。また、アントシアニンやタンニンなど優れた抗酸化作用を持つ成分も豊富に含まれていることから多くの健康の利点があるとされています。

5.まとめ

乾燥させることによって糖分がギュッと濃縮され甘みを増す乾燥ブルーベリー。

長期保存も可能になり、通年美味しいフルーツを楽しめます。

ブルーベリーは皮ごと乾かし皮ごと食べれるので栄養源を最大限に取り入れることができ、自宅で作ると無添加でつくれるので安心して口にできます。

オススメのドライフルーツですので是非一度作って食べてみてください。