自宅で簡単に作れるドライ苺の作り方と楽しみ方レシピ フードドライヤー・オーブン・天日干しで

真っ赤でかわいい苺。

ケーキなどのスイーツには欠かせない存在のフルーツの1つでもあります。

また、サラダやスムージー、朝食のヨーグルトに入れてもおいしいですよね。

でも悲しいことに苺にはシーズンがあり、シーズンが終わってしまうと手に入りにくかったり価格が随分と上がってしまったりします。

イチゴを年中楽しむ為に、ドライ苺を作りましょう!

また、イチゴを栽培していて沢山収穫できた時などにも便利な保存方法だと思います。

ジャムにしたり冷凍保存にしたりするのもいいですが、ドライイチゴにするとまた違った食感の苺が楽しめます。

1.乾燥いちごの作り方

コツ・ポイントまとめ

切り方 約3ミリ(いちごチップス)、半分にカット、小さい物はそのままでも可。
食材の乾燥前処理 レモンジュースを吹きかける。
設定温度 50~60℃
目安の乾燥時間 約8時間(薄切りにした場合)
乾燥完了のチェック 乾燥して軽くなり、薄くスライスにしたものは紙のようになります。

半分に切ったものやそのまま乾燥させた物は柔軟性が残ります。

手順

ドライフードメーカー利用時

①.いちごを好みの形、大きさに切り、レモンジュースを吹きかけます。

(トレイにも軽くレモンジュースをスプレーします。)

②.トレイに並べて食品乾燥機に入れ、50~60℃で約8時間乾燥させます。

↓ 約8時間乾燥後

オーブンを利用する場合

オーブンを使う時は、オーブンシートをひいたトレイに並べてオーブンに入れ、100℃で約2〜3時間程度です。

*オーブンの大きさやタイプによっても所要時間は違うと思います。

*オーブンを使った場合は乾燥の状態にムラが出ると思いますので、トレイの前後を回転させたりして様子を見ながら乾燥させてください。

天日干しで作る

もちろん天日干しでも作れます。

天日干しの場合は天気にもよりますが、だいたい2〜4日でできあがります。

雨が降ってきた時や夜の間は屋内に取り入れ、日中に外に出します。

*天日干しの場合は虫に気をつけましょう。また、湿度が高すぎるとカビが生えたりする場合も有ります。天気予報をチェックしてカラッと乾燥している日に干しましょう。

2.ドライ苺の保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっているジャーや瓶に詰めて保存しましょう。また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*ラベルを貼りましょう

製造した日付や内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手には注意してください

清潔に保つために食材を触る前に手を洗うと思いますが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.使い方

  • チップスとして間食に食べる
  • スムージー・ヨーグルト・シリアルに加える
  • 焼き菓子に加える
  • アイスクリームやその他のスイーツに
  • サラダのトッピングに
  • 飲料水に加えてフルーツ水などを作る

など幅広く使えます。

飲料水に加えるのもおすすめです。

乾燥したのを水につけて戻し、ジャムにすることもできます。

中でも私のお気に入りの使い方は、この自家製ドライ苺を贅沢にたっぷり使ってオリジナルのミューズリー(シリアル食品の一種)を作ることです。自宅で作ったドライフルーツは本当に香りが良くおいしいです。このミューズリーをヨーグルトに加えて朝食として食べています。

戻し方

  • 室温で→15分水につける
  • 冷蔵庫で→ジャーに乾燥いちごと水を入れ冷蔵庫に数時間おく。
    (水につけた後すぐに冷蔵庫に入れてください)

*はそのまま食べてもとっても美味しいです。おやつにもぴったりです。

まとめ

自宅で簡単に作れるドライフルーツ。

傷みやすい苺でも、ドライフルーツにしておけば長期保存が可能。保存も持ち運びも便利。

1年中いちごを楽しめます。

ぜひ作ってみてください。