パイナップルチップスがとってもおいしいこと、知ってましたか?
生のまま食べてもとっても美味しいパイナップルですが、実は乾燥させても驚きの美味しさ。
フレッシュなパイナップルを食べるのとはまた違う食感味わうことができ、
えっ!?美味しい!!
というような期待を裏切らない驚く美味しさなんです。
また、自宅で作る自家製乾燥パイナップルは無添加で作れるので、ヘルシーなおやつとしてもぴったりです。
ドライパイナップルは使い方も色々とありますので、そちらもご紹介していきたいと思います。

1.乾燥パイナップルの作り方
コツ・ポイントまとめ
切り方: | 芯を取り除き、約1cm厚にスライスする。 |
食材の乾燥前処理: | ゼリーの具材などに使う場合はスチームする。 |
設定温度: | 50~60℃ |
目安の乾燥時間: | 約10時間(輪切りした時) |
乾燥完了のチェック: | 乾燥しても柔らかい。淡い黄色になる。 |
手順
①.皮・芯を取り除き、好きな厚さ・形にスライスしてトレイに並べます。
↓
②.食品乾燥機に入れ、50~60℃で約10時間乾燥させます。
*切った厚さや大きさによって乾燥にかかる時間は様々です。乾燥し具合いをチェックしながら時間は調節してください。
↑厚さ5mmくらいにカットしたパイナップルチップスです。
失敗しない為の注意点
ドライパイナップルはしっかり乾燥させても少し柔軟性が残ります。(パリパリにはなりません。)特に、糖度が高くなった完熟パイナップルは柔らかさが結構残ります。
完熟手前のパイナップルを使った方が上手に作れます。
また、芯も捨てずに使えます。私は1cmくらいのキューブに切って乾燥させ、ヨーグルトに入れて楽しみます。
また、乾燥機から出したばかりの乾燥食材にはまだ熱が残っています。その熱を取り除いてから保存容器に入れないと、しっかりと乾燥させた食材にまた水分が戻ってしまいます。そしてその水分がカビなどのトラブルを引き起こしてしまいますので、しっかりと冷ます事を忘れないように気をつけてください。

乾燥パイナップルのアレンジ色々・用途に合わせた切り方
私はパイナップルを乾燥させる時、用途を考え色々と切り方をかえて食品乾燥機に入れます。
おやつのチップスとして食べる場合は、できるだけ薄くカットして乾燥させます。
また、ピザや酢豚・ピラフなどのトッピングに入れる場合は、2センチ角くらいの大きさで、1cmくらいの厚さ。
ヨーグルトやマフィンなどのトッピングとして加える用のものは1cmキューブくらいの形にカットして乾燥させます。

2.乾燥パイナップルの保存方法
乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存します。
真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。
日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっているジャー(瓶)に詰めて保存すると中身も見え取り出しやすいので便利です。また、タッパーやジップロックも利用可能です。
*ラベルを貼りましょう
製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。
*濡れた手にはご注意ください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うのはふつうですが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。
*ゼラチンと一緒に使う予定がある場合
乾燥パイナップルをゼリーの具材としてゼラチンと一緒に使う予定がある場合は乾燥前にスチームまたはレンジで加熱してください。そのまま乾燥させたものを使うとゼリーが固まらない場合があります。
3.乾燥パイナップルの利用方法
- 間食・おやつとしてそのまま食べる。
- ヨーグルト・シリアル、ミューズリーなどに加える。
- 焼き菓子を作る時のトッピングに。
- サラダに入れる。
- ピザやピラフ、酢豚などの料理に使う。
- 飲料(水・コンブチャ・カクテル等)にフレーバー付けの為加える。
戻し方
- 室温で→15分水につける
- 冷蔵庫で→ジャーに乾燥パイナップルと水を入れ冷蔵庫に数時間おく。
(水につけた後すぐに冷蔵庫に入れてください)
*ドライパイナップルはそのまま食べてもとっても美味しいです。おやつの時間・間食にピッタリです。
【パイナップルの栄養・豆知識】
パイナップルにはビタミン類、ミネラル類、繊維質が豊富に含まれ美味しいだけでなく健康にも良いといわれています。
特にビタミンB1、ビタミンC、カリウム、カルシウム、繊維質が豊富に含まれる果物として知られていて、新陳代謝を促進する効果、高血圧の予防効果、便秘の解消する効果、骨の健康を守る効果などが期待されています。
また、他の果物と比べると低カロリーで代謝を促進するとされ、ダイエットにも良いヘルシーフルーツとして人気です。
*注意点*
パイナップルにはブロメラインと呼ばれるたんぱく質分解酵素が含まれていて、この酵素は消化を助ける効果があることが知られています。食べ過ぎると胃が痛くなるという場合もあるようですので、食べ過ぎには気をつけましょう。
まとめ
こちらでは乾燥パイナップルの作り方や使い方をご紹介させていただきました。
パイナップルは乾燥完了の見極めが難しいドライフルーツの1つです。上手に作りたい場合は完熟前の糖分控えめのパイナップルを使う事をお勧めします。
大きなパイナップルでも、切って乾燥させるとかなりコンパクトになります。保存スペースをあまりとらず、使いたい時に便利に使えます。
この大きな2つのパイナップルが…
↓
なんと!!こうなります。↓↓
↑パイナップル2個分乾燥後のドライパイナップルです。
お見事!!
皆さんもドライフルーツ作り、楽しんでください。

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