ドライフルーツ・乾燥オレンジの作り方|皮も活用!ハーブとしての活用法

乾燥オレンジは見た目も可愛くて

皮まで使えて便利!

柑橘系の身近な存在のオレンジ。

果肉の部分は乾燥させると甘みがぎゅっと凝縮され、スナックにも最適です。

そして皮の部分も無駄なくハーブティーや入浴剤としても使えます。

ここではこんな便利なドライフルーツ&ハーブの作り方と使い方、保存方法についてご紹介します。

1.ドライフルーツ・ハーブ 乾燥オレンジの作り方

切り方: 約4〜7ミリ厚輪切り(皮も乾燥可能)
食材の乾燥前処理: 皮をむく(お好みで)
設定温度: 50~60℃
目安の乾燥時間: 約10〜12時間(輪切り)
乾燥完了のチェック: 触った感じが乾燥していて、簡単にぱきっと割れるくらい。

フードドライヤーを利用する場合

①.オレンジの皮を取り除きたい時は皮を剥きます。(皮も乾燥させて使えます。)

②.オレンジを約4〜7ミリ厚の輪切りにします。

③.トレイに並べて食品乾燥機に入れ、50~60℃で約10〜12時間乾燥させます。

↓ 50~60℃で約10〜12時間乾燥

*簡単にぱきっと割れるくらいまで乾かします。

オーブンを利用する場合

オーブンを利用して乾燥させる場合は、できるだけ低い設定温度で乾燥させてください。

オーブンの大きさやタイプによると思いますが、我が家のオーブン(ガスオーブン・大きめサイズ)では100℃で4時間程でした。乾燥の途中に一度オレンジスライスを裏返し、トレイの手前側と後ろ側をくるっと回し入れ替えてください。

様子を見ながら、触った感じが乾燥していて、簡単にぱきっと割れるくらいまで乾燥させてください。

おいしいドライオレンジを作るコツ・注意点

・オレンジには水分がたくさん含まれています。7ミリ以上の厚さに切ってしまうとしっかり乾燥させるのが難しくなる場合があります。

・オレンジの皮も乾燥し、便利に使う事もできます。しかし、皮を使いたい時はしっかりと洗って使ってください。オーガニック品をお勧めします。

・ゼストを作りたい時は、皮をまず乾燥させてからブレンダーでパウダー状にすると簡単です。

・皮をむいて乾燥させたオレンジは乾燥後パウダーにもできます。

2.ドライフルーツ・オレンジの保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う予定がある場合は口がピタッと閉まるようになっているジャーや瓶に詰めて保存しましょう。また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*ラベルを貼りましょう
いつ製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手にはご注意ください
清潔に保つために食材を触る前に手を洗うのはふつうですが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.ドライオレンジの利用方法

  • 飲料水の風味を付けに
  • 紅茶に入れる
  • 自家製ハーブティーブレンドに加える
  • 焼き菓子に使う
  • お料理に使う
  • スムージーに入れる

【戻し方】

  • 室温で→15分水につける
  • 冷蔵庫で→ジャーに乾燥オレンジと水を入れ冷蔵庫に数時間おく。
    (水につけた後すぐに冷蔵庫に入れてください)

*私は大体の場合は水で戻さず、そのまま使います。

4.お勧め!オレンジの皮の使い方

オレンジの果皮は乾燥させるとハーブとしても使えます。

オレンジの果皮には、消化を助けたりストレスを和らげリラックス効果があることが知られています。

私はいつもオレンジの果皮を乾燥させ、自家製のハーブティーブレンドに加えたり、入浴剤・バスソルトと混ぜたりして使います。

5.ハーブとしてのオレンジの効果と使い方

どのような時に使う?

  • 食欲不振
  • 消化不良
  • 無気力
  • 体力の低下
  • 不安や緊張によるストレスを感じている時
  • 寝つきが悪い時

風味

甘みと柑橘系の爽やかな香り+かすかな苦味があります。

お茶の淹れ方

抽出時間を少し長めに、熱湯で抽出します。

6.まとめ

スナックに、飲料水に、焼き菓子に、そしてハーブとして。

ドライフルーツにすると、果実を丸々無駄なく便利に活用できます。

おすすめです。

皮を使いたい場合はできるだけオーガニック品をつかうようにしてくださいね。