ペット食品の安全性が不安になるようなニュースをちらほら見かけるようになった今日この頃。
できることなら無添加の安全なものをごはんやおやつにあげたいですよね。
しかし、無添加のドライペットフードやおやつはやはり割高で家計には優しくありません。
そこで我が家ではじめたのが、自作のペットフード作り。
お手頃に手に入れた食材を使ってペットのご飯を作っています。
今日は我が家の愛犬の大好物の1つである砂肝チップスのレシピをご紹介したいと思います。
1.自家製・犬のおやつ利点
無添加で安心
ペットの為のおやつは市販でも数え切れない程いろいろな種類のものが販売されています。しかし、近頃はそのペット食品の安全性にも不安が生じるニュースが多く、
このペットフードは安全なんだろうか?何処で生産されたものだろうか?何が入っているんだろう?
などいろいろと不安になります。
やはりそんな時は自分で作るペット食品が1番安全なのかなと感じるこの頃です。
家庭で作ると何が入っているかもすぐ分かり、必要な分だけもちろん無添加で作ることができます。何かの食品にアレルギーを持っているわんちゃんにも、その子にが食べれる物のみで作れるので安心です。
経済的
無添加で良い品質の物や信頼出来るブランドのペット用おやつを購入しようと思うとやはりお値段にビックリします。少しだけ入ってこの値段!?と思うことも多々あります。
しかし家庭で作ると、サツマイモやお豆腐、お手頃な価格の部位のお肉などを使って作れるので経済的です。
2.砂ずりジャーキーの作り方
材料・器具
- 砂ずり
- 食品乾燥機(温度調節が可能なもの・65℃〜70℃くらいに設定可能なもの)
手順
① 砂肝の下準備をします。
砂ずりの厚みをできるだけ一定にする為に分厚くなっている部分に切り目を入れ開きます。
*小型犬のワンちゃん用の場合は、硬い部分をある程度取り除いていた方がよいです。
② 食品乾燥機のトレイに並べます。
④ ドライフードメーカーで65〜70℃で約12時間程乾燥させます。
⑤ 180℃に余熱したオーブンで約5〜8分間焼きます。
↑オーブンで少し約とパリパリとしたチップス感が増します。
〜完成〜
【安全なジャーキーを作るコツ】
砂肝を65〜70℃で12時間乾燥させる過程で、犬の健康に害を及ぼす可能性があるとされる微生物はほぼ死滅させれるといわれていますが、万が一の為にその後温度を上げて短時間加熱することがすすめられています。より安全なジャーキーを作る為に乾燥過程終了後のオーブンを使った加熱を忘れずにしましょう。
安全なジャーキーの作り方についての詳細は下記の関連記事をご覧ください。
3.保管方法
乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。
また、フードドライヤーで乾燥させた場合乾燥直後の乾燥食材には熱が残っています。そのまま保管容器に入れてしまうと食品が湿気を持ってしまう原因になり、カビが発生してしまうこともあります。乾燥後は少し室温に置き熱を逃がしましょう。
自作のビーフジャーキーは冷蔵保存が向いています。フリーザーバック、タッパー、瓶などに入れ冷蔵庫内で保管しましょう。
4.我が家の愛犬による食レポ
我が家の愛犬はこの砂肝チップスが大好き。
これが入っている瓶を振りガシャガシャと音を立てると、どこからでも飛んできます。
歯ごたえ良さそうにボリボリと食べます。
小型犬のワンちゃんの場合は下準備の際に砂肝のかたい部分を取り除いている方がよさそうです。
7.まとめ
ペットフードの安全性に不安になる今日この頃。自作で作るペットのおやつは何が材料かもすぐ分かり、無添加なので安心して与えることができます。そして身近な特売食材から作ることができるので経済的でもあります。
我が家の近所のスーパーで砂肝が特売になることが多々あり、500gで2ドルくらいで売っている時も!特売の砂肝は新鮮でかなりお手頃。そのチャンスを見逃さずにはいられません!
(アメリカでは砂肝を食べる習慣がないようです。美味しいのに…もったいない!笑)
食品乾燥機→オーブンに入れるだけ。とても簡単に作れます。
ぜひ作ってみてください。