おいしい!失敗しない パリパリ乾燥バナナの作り方

バナナはおいしく栄養満点で色んな用途で使える食材ですが、

傷みやすいのが難点。

茶色いシュガースポットが出だすと、一気に茶色くなってきます。

そんな時に便利なのが、やはり乾燥バナナです。

新鮮なうちに食べきれない分は乾燥させ、食材の良い点を最大限に活かしましょう!

おやつや間食に、また、朝食のスムージーやシリアルに加えたり、焼き菓子にも使えます。

1.乾燥バナナの作り方

コツ・ポイントまとめ

切り方 約3ミリ(バナナチップス)、約 7ミリ(スムージー、ヨーグルト、その他の用途)
食材の乾燥前処理 レモンジュースを吹きかける。
設定温度 50~60℃
目安の乾燥時間 約10時間(輪切りした時)
乾燥完了のチェック 乾燥バナナ同士がぶつかった時の音が高く、ぱきっと割れるくらい。

手順

ドライフードメーカー利用時

①.乾燥バナナの用途に応じて約3mmまたは7mm厚に切るり、さっとレモンジュースを吹きかけます。

(トレイにも軽くレモンジュースをスプレーします。)

②.食品乾燥機に入れ、50~60℃で約10時間乾燥させます。

オーブンを利用する場合

乾燥バナナをオーブンで作るときは、バナナを切った後油に絡め、オーブンシートをひいたトレイに並べてオーブンに入れる。

100℃で約3時間です。

2.乾燥バナナの保存方法

乾燥食材は、空気・湿気・光・熱・害虫から避けて保存する必要があります。

真空パックにして光・熱・害虫から避けて保存するとより長く保存が可能です。

日常的に使う場合は口がピタッと閉まるようになっているジャーや瓶に詰めて保存しましょう。

また、タッパーやジップロックも利用可能です。

*ラベルを貼りましょう

いつ製造した日付や、内容物など、わかりやすく記載しておきましょう。管理がしやすくなります。

*濡れた手には注意してください

清潔に保つために食材を触る前に手を洗うのはふつうですが、少しても手が濡れている(湿気ている)とせっかくしっかり乾燥させた食材に水分がうつります。完全に手を乾かす、または使い捨てのキッチン用ゴム手袋などを使うことをお勧めします。

3.乾燥バナナの利用方法

  • チップスとして間食に食べる。
  • スムージー・ヨーグルト・シリアルに加える。
  • バナナフライを作る。
  • 焼き菓子を作る。

戻し方

  • 室温で→15分水につける
  • 冷蔵庫で→ジャーに乾燥バナナと水を入れ冷蔵庫に数時間おく。
    (水につけた後すぐに冷蔵庫に入れてください)

*バナナチップスはそのまま食べてもとっても美味しいです。水で戻さなくても美味しく食べれます。おやつの時間・間食にピッタリです。

おいしい乾燥バナナを作るコツ・注意点

・バナナチップスを作る時は熟れすぎたバナナよりも熟していないバナナを使う方が上手にできます。(熟す前のバナナの方がカリッとしたものができておいしいです。)

・乾燥時、バナナは重なり合わないように置きましょう。重なるとくっついてしまいます。

・ステンレスの刃物で切るようにしましょう。(乾燥後のバナナの色が変わる場合がある為)

【バナナの栄養・豆知識】

バナナには栄養が豊富に含まれ、多くの健康効果があると言われています。

特に、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、繊維質が多く含まれているとされ、高血圧を改善する効果や整腸効果、疲労回復効果、むくみを改善する効果や美肌効果などがあるとされています。

また、バナナの熟度によって健康効果も異なると言われています。

(バナナは熟していくにつれ、含まれるデンプンが糖質に変化するため)

青のバナナ:デンプンの量が多く、強い整腸作用を持つ。

黄色いバナナ:アンチエイジング効果や美肌効果に期待。

茶色くなりかけたバナナ:免疫力増進効果。